探究心を簡潔にまとめた

世間的に知る必要があるもの/初めてなんだけどなにをすりゃいいのか/検索かけたけど要点だけ知りたい→力になりたい

夜勤について

夜勤

通常は人は夜に寝て朝起きるという生活を送っている

人間は睡眠・覚醒リズムを体内時計によって約1日の周期で調整している(サーカディアンリズム)

サーカディアンリズムの働きによって夜間は深部体温が低下し睡眠欲求が強まる

夜勤中に眠くなるのは生理的に当然のこと

最近では社会の24時間化に伴って夜働の人が増えているといわれているがそれでも世の中はおもに昼間に働く人々(常日勤者)中心に回っている

配偶者やこどもがいる場合は睡眠時間や時刻が常日勤者に合わせたものにならざるを得ない

自分の大事な家族や友人と同じような生活リズムを持ちたいという当然の希望がなかなか叶えられない

逆番の人たちを横目に帰れる優越感

みんな働いてるのに自由な時間を堪能できる

帰宅後にすぐ寝るのはNG(寝るのであれば仮眠程度がよい)

光を遮断して部屋でダラダラするのはNGでありなるべく外に出て活動する(昼前に帰って来ればよい)

パチンコに行く人が多い

昼勤と同じリズムで過ごす

夢中になれる趣味を見つける

交替勤務は早死する

 


対策
出来る限り昼間に起きて夜寝るという日勤指向型のリズムに沿うような工夫をする
仮眠は昼間より夜が効果的
寝だめができるからあるいは夜勤後にきちんと寝るから夜勤中に仮眠をとる必要はないという人が間違いではないが夜勤中に仮眠をとる方が生活の質が上がる
日中より夜間の睡眠の方が疲労軽減効果が高いと言われている
22時~6時の間は体温が下がる
深夜3~6時は「谷の状態」になっており最も睡眠が必要な時間帯で作業能率も著しく低下する
夜勤中に60分の睡眠をとると夜勤前に180分以上の睡眠をとるのと同等に夜勤後の疲労抑制効果を持つことが示されている
睡眠にはサイクルがあり「眠りに入るまでの時間」 から「覚醒に向けた時間」までの睡眠サイクルの1サイクルは120分すなわち2時間と言われている
2時間の睡眠では仮眠から目覚める時間帯が心身に浅い眠りである「レム睡眠」にあたるため目覚めた時にだるかったりボーっとしたりする「睡眠慣性(寝ぼけ状態)」を避ける効果も期待され医療安全上も望ましい
勤務体制等によっては2時間の休憩時間や仮眠時間が保証されていない場合も少なくない
仮眠時間がたとえ10分程度とごく短時間でもパフォーマンステストの反応時間が早くなるという結果が示されている
休憩時間は労働者が自由に使って良い時間で当然仮眠を取っても構わない
仮眠のために十分な長さを確保する観点からは休憩時間とは別に仮眠のための時間を確保することが望ましい
全員が仮眠を取る体制づくりのためにも夜勤中の仮眠時間の設定が必要
仮眠時間は労働時間として扱い所定労働時間に含めることを検討する
深夜に取る食事はなるべく控える(食事は仮眠の3時間以上前に取る)
食事はサーカディアンリズムだけでなくその内容やタイミングが睡眠の質や健康に影響を及ぼす
なるべく消化の良いものを選び油っこいもの.刺激の強いもの.カロリーの高いものは避ける
深夜という普段の生活と異なるタイミングにとる食事は代謝異常や肥満.胃腸障害などのリスクを高める可能性があると言われている)
食事はできるだけ深夜帯を避け仮眠の3時間以上前にとるようにする
日勤スタッフや他職種への業務移譲
早出や遅出の活用による人員の多い時間帯への業務配分
夜勤メンバーの組み合わせの工夫
毎夜勤前にその日の夜勤メンバー同士で各自の休憩時間や仮眠のタイミングを確認する
夜勤前には十分仮眠を取ること
昼休憩には20分くらいの仮眠を取ること
夜勤後にはサングラスをして強い光を避けること

 

仮眠の質の確保のために
睡眠の質について考える睡眠の質の確保のためには環境整備が重要
仮眠の場所としては個室が理想的
最低でも寝返りがうてるスペースを作るまたは自由に交換できるリネンも必要
場所を確保したら静かな環境であるか確認
仮眠を中断する物は排除するように電話による呼び出しをしないということをルール化する
アラーム付きの時計を設置
  

夜勤者オススメ睡眠方
帰宅してすぐ3時間寝る
起床して4時間を集中して生活する
出勤まで3時間寝る
 

夜勤から昼勤または昼勤から夜勤に変わる時の過ごし方
「2組2交替制」といって日勤と夜勤が1週間ごとに入れ替わる

 

昼勤〜夜勤の過ごし方(土・日曜の両方が休みの場合)

土曜日は普通に過ごす

日曜日は普通に過ごす

月曜日朝は早めに起き14時に仮眠し18時に起きて出勤する(もしくは夜更かしして月曜の10時頃に寝る)

 

日曜だけが休みの場合

日曜日は普通に過ごす

月曜日朝は早めに起き14時から仮眠し18時に起きて出勤する

 

夜勤〜昼勤の過ごし方(土・日曜の両方が休みの場合)

土曜日は朝6時頃に帰宅し12時まで仮眠して遊びに行く

日曜日は普通に遊んで夜の12時頃寝る

月曜日は普通に朝6時頃起きて出勤

 

日曜だけが休みの場合

日曜日は朝6時頃に帰宅し12時まで仮眠して遊びに行く

月曜日は普通に朝6時頃起きて出勤