探究心を簡潔にまとめた

世間的に知る必要があるもの/初めてなんだけどなにをすりゃいいのか/検索かけたけど要点だけ知りたい→力になりたい

ポケモン(第2世代)について①

第2世代(概要)

1999

11/21 「ポケットモンスター 金・銀」 発売

「あく」「はがね」タイプの登場

「もちもの」の登場

「天候」の登場

「どく」「むし」タイプの耐性が変化

「ほのお」タイプのポケモンに「こおり」タイプの技が半減「エスパー」タイプのポケモンにゴーストタイプの技が効く(2倍)ようになる

「ほえる、ふきとばし」に相手の対戦ポケモンを強制交代させる効果がついた

「かぜおこし」のタイプがノーマルからひこうへ変化

「からてチョップ」のタイプがノーマルからかくとうへ変化

「かみつく」のタイプがノーマルからあくへ変化

「からではさむ」のタイプがノーマルからみずへ変化

「コイル.レアコイル」のタイプに「はがね」が追加された

発売延期を経てようやくポケットモンスター金・銀が発売(赤・緑・青・ピカチュウ版と一部連動していた)

新たにタイプが追加され前作では貧弱な攻撃技しかなかった属性にも強力な技がつくなど属性関係が大きく変化した

あくタイプとはがねタイプを追加したのはエスパーを弱体化する目的が大部分との事

ミュウツーは前作技マシンで10万ボルトや冷凍ビーム等を覚えさせる事が可能だったりフーディンが技マシンで手軽に3色パンチを覚えたり等相変わらず強い

はがねタイプは冷遇タイプの1つだったほのおタイプの強化など別の方での役目が強かった

どうぐが登場しどのポケモンでも戦闘中に体力・状態異常回復や火力や耐久力の強化などの手段が取れるようになった

ガラガラの専用道具のふといホネは攻撃2倍効果と非常に強力で今までサンドパンに全てにおいて劣っていた状況を完全にひっくり返し活躍するようになった

ねむる→はっかのみといったコンボも登場した

「とくしゅ」が「とくこう」と「とくぼう」に分離した(前作との互換のため努力値計算は2つを1つで行い特攻が努力値に加算された

特殊分化の調整のため前作で非伝説で能力値がトップだったパルシェンギャラドスは一方を極端に下げられポジションとステータスがまるで釣り合わなかったカビゴンはとくぼうを大幅強化されるなど第1世代ポケモンはステータス調整に一喜一憂することになり一気に一線級の強さになったポケモンも逆に環境でほとんど見られなくなったポケモンも現れた

同時に伝説ポケモンの能力合計値も統一されたが逆に御三家は能力値が同じだったものが差別化され炎>水>草となった

一撃必殺の性能も変更されレベルによって判定されるようになった結果Lv55なら無効化されない限りどんなポケモンも倒せる強力な技になった

ポケモンのタマゴが初めて登場した(卵を産めるポケモンは厳選が容易になった)

親からの技を受け継いだ時のみ覚える通称「タマゴ技」「遺伝技」も登場し育成の幅はより広がった

戦術面ではねむる+ねごとのコンボ(通称ねむねご)、のろいが非常に優秀だった

ねむねごはねごとでねむるが出てもHP全快という反則的な性能

カビゴンは特防が大幅に上がっていて尚且つ元々鈍足につきのろいのデメリットも無かったため両方との相性がよくちょっとやそっとの火力では落ちない超耐久ポケモンとして大流行することになった

金銀の伝説ポケモンは技がひどいことになっており金ルギアはエアロブラストを銀ホウオウはせいなるほのおを覚えずライコウ10まんボルトを使えないなど散々な有様だった

 


2000~2001

2000/12/14 「ポケットモンスター クリスタルバージョン」「ポケモンスタジアム金銀」同日発売

公式大会のニンテンドウカップ2000が開催

カビゴンが大量発生してのろい・はらだいこ・じわれ・ねむるなどを主力に大活躍していた

くろいまなざし+ほろびのうたムウマカビゴン対策として使われていた

決勝は剣の舞バトンタッチを受けたLv55ケンタロス無双と思いきや かの有名な「むし!!!(ヘラクロス)」のきあいのハチマキ→きしかいせいが決まり大逆転するという伝説が生まれる

クリスタル版で技教え人が初登場しポケスタ金銀でスーパー技マシンも登場した

せいなるほのおの無かった銀ホウオウやエアロブラストの無かった金ルギアがようやく日の目を見ることになった

今まで10まんボルトを使えなかったライコウれいとうビームを使えなかったスイクンなども技の面で改善された

覚える技やタマゴ技も一部変わり有名どころではパルシェンがまきびしを覚えるようになった(「昆布」と呼ばれる戦法が流行することになる)

「昆布」とは吠えるや吹き飛ばしによる強制交代で相手にまきびしやすなあらしなどでスリップダメージを与え続ける戦法でありこの頃某ネット対戦で生まれた戦法だが(「昆布」という名称も「コンボ」の打ち間違いからきている)

まきびしを覚えるポケモンが当初のフォレトス(とドーブル)に新たにパルシェン.ハリーセンが加わり発動要員が増えた

パルシェンはリフレクターを使えフォレトスに比べ特殊耐久以外全て上回っている上にライコウとの相性がよかったのでよく使われることになったのである

ライコウが前述の通り10まんボルトを覚えるようになったためこちらも吠える要員として増えることになったが実機ではこの頃から三犬厳選は厳しいものがあった

余りに猛威を振るったはらだいこや一撃必殺技に禁止指定がかかることになった

現在においても広く対戦界隈で使われる役割理論や前述の昆布の全盛期でもある

タイプ不一致岩雪崩にもかかわらず太い骨のお陰でエアームドをも突破できるガラガラや初代より弱体化したがじわれの使用率の上昇により使われ始めたケンタロスや遺伝技でクロスチョップを獲得したエレブーやヘドロばくだんのおかげで水+毒という止めにくい組み合わせを手に入れたドククラゲは4匹まとめて最低四天王という名誉なのか不名誉なのかよく分からない称号を襲名

誰もが認める当時最強ポケモンのねむねご残飯カビゴンやアンコールで相手を縛り腹太鼓で爆発的な突破力を手に入れたピクシーや昆布戦法の黄金コンビことパルシェンライコウといった面々も (パルシェン以外は)エースにしておけば簡単にある程度の勝率をマークできてしまうなど高い突破力を持ったポケモン達である

逆にメガニウム.スイクン.ハピナス.ツボツボ.ブラッキー.エアームドなど当時の努力値システムの恩恵で高防御を誇った勢力がカビゴン以外にも現れ始め彼らを突破できずに100ターン以上試合が続くなどという光景も見られた(殆どが同時に決定力が低くお互い落ちない&落とせない)

3犬の中でエンテイが習得技面や環境での活躍面などでやたら浮き始めていた

3鳥で浮いていたフリーザーや第3世代時に600族・3王でそれぞれ浮いていたカイリューレジロックが後続の作品で改善されたのに対しエンテイにはそのようなテコ入れがしばらく無く待遇改善は少し時間を置いて実現することになる