探究心を簡潔にまとめた

世間的に知る必要があるもの/初めてなんだけどなにをすりゃいいのか/検索かけたけど要点だけ知りたい→力になりたい

ポケモン(第1世代)について②

第1世代(ポケモン)

当時のミュウツー以外の種族値合計値のランキングは

1位カイリュー500(600)

2位ファイヤー495(620)

3位サンダー490(615)

4位フリーザー485(610)

5位パルシェンギャラドス480(565/580)

7位ウインディ・ナッシー455(535/580)

9位ケンタロスラプラス450(520/545)

ポケモン種族値は異様に高かった

カイリューが使えたのは 97カップとこの後のニンテンドウカップ2000のみ

カッコ内は現在の基準における合計値

フーディン(405(540))やサンダース(430(540))は特殊が高いため強く感じるが実は合計値はそんなに高くなかったりする

ポケモン制限のある98カップ種族値トップはパルシェンギャラドス(ナッシー・ギャラドス)99ではファイヤーである

特攻・特防は共通のため特殊の値を2倍にして計算すると現代基準の実質合計種族値になる

初代の全国大会97の優勝者はLv55ケンタロスマルマイン・スターミーという独特な構築のトレーナー

2代目の98の優勝者は吹雪ゲーのこの時代に吹雪ではなく冷凍ビーム使いで凄まじい強運の持ち主

3代目の全国大会はカウンターニドキング使いである

97・98カップともにメンバーがやたら固まり過ぎていたためか第1世代後半に開催されたニンテンドウカップ99では97・98カップで人気の高かったポケモンが軒並み出場不可能になった

ウルトラカップの登場により当初から規制対象だったミュウツーの強さが実証された

 


ポケモン一覧

ゲンガー
高い素早さから放たれる催眠術→夢くいのコンボは強烈
目が覚めたターンは行動できなかった為ゲンガーより遅かったらハメられる可能性が高かった
タイプ一致の技こそ無いが技の多さで活躍
99カップでは進化前のゴーストがペルシアン対策として使われた

 

ケンタロス
高攻撃力から繰り出されるタイプ一致破壊光線の威力は凄まじい
特殊もある程度高いため吹雪や10万ボルトといった特殊攻撃も可能
98カップでは全国大会出場者全員使用
97カップのLV55ケンタロスは圧倒的能力から切り札でもあり最強の敵でもあった
特攻70のため10万ボルトより圧し掛かりの方が大抵の水には効いてしまう
98カップの予選ではギャラドス+パルシェンの合計よりもカイリキーの方が需要が更に多い

 

サンダース
素早さ130のためほぼ先手を取ることができる
影分身+毒々
特殊も高く安定した強さを発揮したため当時からイーブイ系の中で初心者・上級者ともに愛用する人が多かった
急所率も高く相性が普通以上なら押し切りも可能

 

スターミー
タイプ優秀
初代から1番強さの変化が少ないと思われる
高めの素早さ.特殊から放たれるタイプ一致とサイコキネシス.サブウェポンの10万ボルト.吹雪を覚えさせてアタッカーを務めたり影分身+毒々+自己再生が使えたため長期戦にも使えた
吹雪でカバーできるため水技はほとんど使われなかった

 

スリーパー
催眠術を使え当時は特攻も高かった
タイプ一致も相まって夢喰いの威力はゲンガーよりも上
耐久力もフーディンをかなり上回り生半可な攻撃では案外倒れなかった

 

ダグトリオ
素早さがフーディンと並び120(同率4位)が大きくプラスとなった
地割れの命中が素早さに依存される為殆どの相手を倒せた
急所率が高かった切り裂くやタイプ一致の地震も技マシンいらずで覚えられた
使用率の高かったゲンガー・サンダースに対して強かったためその対策として使われた

 

ナッシー
当時での能力合計値はトップクラス
特防まで125あって非常に硬かったために 弱点をくらってもごり押しできることもたびたびあった
眠り粉や大爆発まで覚えた他に宿木の種+毒々のコンボまで覚えるなど芸達者
伝説の鳥ポケモンと変わらない特殊能力でのタイプ一致サイコキネシスも高い威力を誇る

 

フーディン
エスパータイプ
攻撃はサイコキネシスのほぼ1本だがかなりの素早さと他のメジャー連中より更に高い特殊.無いに等しい弱点で猛威を奮った
特防まで135もあったためトリデプス並の特殊耐久力を誇っていた
進化前のユンゲラーも1進化ポケモンにしては特殊・素早さが高く99カップではこいつに代わり活躍した

 

フリーザ
高い特殊とタイプ一致から放たれる吹雪が強烈
実質現代のファイヤーの大文字に匹敵する
「こおり」タイプ特性により氷漬けにならない
当時は三鳥の中では最も強かった

 

ラッキー
特殊の高さが重要視される時代であり格闘技もマイナーだったためそれなりの強さを発揮した
卵産み.地球投げ.毒々.小さくなる.カウンターなど補助技がそろっていた
当時の特殊の仕様上この時期はハピナスを上回る特攻を持ち攻撃面も侮れなかった
厳選難度はケンタロスやガルーラ同様恐るべき高さである

 

ラプラス
タイプ一致の吹雪と波乗りを持ちやたらと硬く素早さ以外にスキがないとされる
サブウェポンに10まんボルトを持たせられるため当時最強クラスの一匹に数えられていた
同属性のパルシェンや同じ技を使えるギャラドスより種族値合計は低かったが需要は圧倒的に上だった

 

ルージュラ
当時強いとされていたタイプである氷・エスパーを両方備えていた為サイコキネシス.吹雪の両方をタイプ一致で扱えた
催眠術以上の命中率を持つ眠り技も使用できケンタロスの破壊光線1撃で倒される防御力とは言え侮れない強さを持っていた

 

ウツボット
ほぼクリティカルの葉っぱカッターが下記のド忘れヤドランへの対策として注目された
自身もサイコキネシスに弱く気が抜けなかったことも確かである
物理技のバリエーションは実のところ貧弱といわれるダイパよりも実は狭かった
当時は痺れ粉+撒きつくの無限コンボも使えた

 

エレブー
ポストサンダースとして普及した電気ポケモンその1
他の電気ポケが扱えないサイコキネシスを覚えられるのがポイント
99での電気ポケの中では最高速(105)である

 

サイドン
99カップの地面担当その1
サンドパンに比べるとノーマル耐性以外難ありだったが最高威力の地面&岩技が使えたため結構人気はあった
得意な相手にはとことん強いが苦手な相手にはとことん弱いキャラである(ゴローニャは97カップの決勝大会に入っていたので99カップでは使用禁止だった)

 

サンドパン
99カップの地面担当その2で地面の中ではバランスのとれた能力を持つ
早いレベルで切り裂く.技マシンで地震などを覚え単純な火力ではダグトリオの上を行った
技のバリュエーションは他の地面担当に劣り、ほとんど固定されてしまうのが難点
剣の舞があるため(実際には運が絡むが)無双状態も可能に

 

ドククラゲ
当時は特攻も120ありハイドロポンプが凄まじい火力を誇った
素早さも100と高めでどくどく+巻きつくで注目されていた
エスパーに弱いのは短所だが毒無効により影分身+眠るも決めやすく99カップにはこいつより速い地面タイプはいなかったため先制水技で潰すことが可能だった
吹雪による多くのポケモンへの弱点突きも侮れない

 

ニドキング
99カップの地面担当その3
単純な使用率では上の2体ほどではなかったが公式大会の優勝者による巧みな立ち回りが当時注目を浴びた
能力バランスはこっちに分があり当時から技のデパートの片鱗を覗かせていた

 

バリヤード
フーディンの代用として99カップに台頭
素早さ・特殊はユンゲラーに見劣りしていたものの当時のエスパータイプでは珍しくサブウエポンに10万ボルトを持ち人気を集めた
みがわりも技マシン要らず

 

ピクシー
一致こそないものの多彩な技バリエーションの万能特殊アタッカーとしてノーマルではペルシアンに次ぐ人気を得た
低い素早さも電磁波でカバー可能
カウンターでペルシアン潰しにもなった

 

ペルシアン
99では猛威を振るっていた代表格
相手を選ばずにほぼ急所に当たる一致切り裂くと高い素早さ(99では2位で同率なし.1位はプテラ)により一躍脚光を浴びた
対策なしの場合はほとんどのポケモンは2撃で沈む
覚える技の都合上ゴーストで止まってしまう
99はペルシアン対策のみのカウンター所持者が多かったために身代わりとの2択ゲーになったりもした

 

ミュウ【禁止級】
初代にして最初の幻ポケモン
ドわすれがないため攻撃面はミュウツーに劣るが 種族値ALL100と当時の努力値配分・弱点がろくにないエスパー
全ての技マシンが使えることにより補助の性能が凄まじく たまごうみ・電磁波・どくどくと泥試合にかけると手が付けられない
裏ウルトラカップのマスターでは最終戦でこいつが出てくるが この1体に煮え湯を飲まされたプレイヤーも多いだろう

 

ミュウツー【禁止級】
説明不要の初代最強ポケモン
種族値の高さとエスパー属性自体の強さ
ドわすれによる決定力UPでサイコキネシス一本で大半のポケモンを倒せ10万ボルト・吹雪とサブウエポンも完備
苦手タイプのゴーストがすべてどくタイプ持ち虫はダブルニードルぐらいしか技がないという始末
氷でも水でもないのに吹雪を使えるうえ当然の如く自己再生も使えるという鬼神の様な強さで
ジムリーダーの城やウルトラカップにおける反則キャラポジションとなった

 

ヤドラン
当時は瞑想の倍の効果を持っていたド忘れにより台頭
電磁波・地震もありうかつに電気を出されても返り討ちに出来た
鈍足なので当時の仕様から10万ボルト急所であっさり逝くケースも珍しくはなかった

 

ユンゲラー
99カップではフーディンが使用出来ないため代用として登場
進化途上とはいえ高水準の特殊と素早さそして弱点がまともにないエスパータイプという利点で戦力となった
フーディンのように禁止されたポケモンの多くがエスパーのため相対的にサイコキネシスの使い勝手がUP
交代読みの自己再生や電磁波も優秀
素早さで上回るポケモンが増えたためフーディンのように「出せばイケル」という展開にはならなかった
物理面での紙耐久が大いに響き特にペルシアンが天敵

 

ライチュウ
ポストサンダースとして普及した電気ポケモンその2
エレブーに比べるとやや遅いが他の電気ポケが扱えない波乗りを覚えられたため交代読みや手負いの地面系を返り討ちに出来ることも(覚えるにはピカチュウの時に初代ポケモンスタジアムを経由するとやや面倒な手順をとる必要がある)

 

リザードン
初代の炎御三家
初代の炎自体は不遇であったが99カップではヤドラン対策のウツボットに有利だった為かそこそこの需要はあった
同属性のファイヤーに比べメインウェポンの決定力は劣るが 地震.切り裂くと炎の中でもサブウェポンが優秀だった
素早さの高いポケモンが軒並み禁止になった中素早さ100からの地割れもかなり強烈
ピカチュウ版まで飛行技を覚えられなかったりする